昔の人たちは、家電やコンピューターが登場したとき「これで働かなくてもよくなる」と信じていました。
たとえば洗濯機、冷蔵庫、炊飯器。手作業で時間をかけていたことが一気に短縮され、「これからはもっと自由な時間が増える」と思ったのです。
でも現実はどうでしょう。
便利な道具が増えても、多くの人はますます忙しくなっています。
コンピューターが広まっても、AIが登場しても、働き方は大きく変わらず、心や体を壊す人まで増えています。
この「おかしさ」に気づくことが、まず大切です。
忙しい人と自由な人の差は「マインドセット」
同じ社会に生きていても、
いつまでも忙しさに追われる人
テクノロジーを味方にして楽になっている人
この二つに分かれています。
なぜこんなにも差が生まれるのでしょうか。
それは「マインドセット(ものの見方や考え方)」の違いです。
AIやサブスク、グローバル化など時代が変わっているのに、
「忙しいのは美徳だ」「長時間働くことが正しい」
という考えに縛られている人は、どんどん苦しくなります。
一方で、新しい道具や仕組みを使いこなし、「どうすれば自由に働けるか」を考えた人は、豊かさと自由を手にしています。
新しい資本主義で生き残る方法
スタンフォード大学の研究によると、人間の集中力や生産性は労働時間が長くなるほど急激に下がることがわかっています。
週に55時間以上働いても、実際の成果は40時間働いた人とほとんど変わらないというデータがあります。
つまり「長く働くほど得をする」というのは錯覚です。
むしろ脳に疲労がたまり、心の病を引き起こしやすくなります。
だからこそ、今の時代に必要なのは「時間をかけずに成果を出す工夫」なのです。
これから始まる新しい資本主義の時代には、次のような変化があります。
AIが仕事を代わりにやってくれる
→ 使いこなす人と、奪われる人に分かれる。
サブスク(定額制)が当たり前になる
→ 所有するより、必要なときに利用する時代。
言語の壁がなくなる
→ AI翻訳で、世界と直接つながれる。
この流れに逆らうのではなく、活かすことが重要です。
たとえば、
〇自分の得意なことをAIと組み合わせてサービスにする
〇ネットで世界中の人に情報発信する
〇仕組みを作って「自分が休んでいても収入が入る状態」に近づける
こうした考え方が、新しい資本主義を生き抜くカギになります。
そして、それを学ぶチャンスを持っているあなたは、本当に素晴らしく幸運です。
忙しさから自由になるために、一歩ずつでいいので学びを深めていきましょう。
そしてその先には、ただお金を得るだけでなく、心も体も元気で、人を生かす働き方があります。
働きすぎの社会から抜け出して、自由と愛のある時代を一緒に選びましょう。






